太陽熱温水器01 【太陽でお湯をつくる】

太陽熱温水器をご紹介します。
太陽熱温水器は太陽の熱を使って、水を温める装置です。

太陽熱温水器
こちらが太陽熱温水器。
たまに屋根に設置してある住まいを見ますよね。
タンクが大きく目立つのが難点です。
我が家では3階建ですので、太陽熱温水器がほぼ見えない位置に設置してます。

外観
屋根がみえませんので、太陽熱温水器の存在感をなくすことができました。

太陽熱温水器は、種類がいくつかあります。
我が家で採用したのは、直接に水を温め、給湯器を介さずお湯を使用する方法です。
種類については次回に詳しく説明します。

お湯の温度
こちらは今年の1/21に撮影したお湯はり直後のサーモカメラの写真
晴れた日は、冬でも35℃以上ありました。

水を直接に温め給湯器を介さないタイプは、天候によりお湯の温度がかわりますので、水温の調整が中々と難しいです。
この時期(現在6/18)では、晴れた日ですと60℃以上のお湯がでます。
お風呂で使用する場合は、熱すぎますので、水を足します。

お湯が熱いときは、どのくらい水を足すかは何度か経験すると段々とわかってきます。
このタイプは水温調節が難しいですが、家族で今日は何リットルの水を入れるか予想するのも楽しいものです。



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プランニング12 【木構造の検討2】

随分と期間があいてしまいましたが、プランニングの続きです。
前回のプランニング11 【木構造の検討】では、木造のグリッドチェックをご紹介しました。

グリッドチェックが終わると詳細に木構造を計画していきます。
我が家は耐震に優れたSE構法を採用しました。
SE構法は専門の構造設計室があり、構造担当に依頼をして勧めていきます。
一般的な在来工法ですと、専門の構造設計に依頼したり、プランニング担当設計士が構造設計をすることもあります。

昨今の構造設計は、コンピューターに入力して計算をすることが多いです。
私が学生の頃は、時間がとてもとてもかかかりましたが、手計算をしていました。

構造設計では、地震や風などで建物が壊れないようにするために、耐力壁の量と配置、配置のバランス、水平構面(床や屋根のこと)剛性などなど計画します。
そして、建物の荷重を支える柱や梁の量と位置、大きさを計画。
コンクリートの基礎や地盤の強さなども検討事項です。

2F床伏図
2階構造伏図です。
□は柱。☓は下の階の柱。
赤や青は耐力壁の位置。
床梁の大きさなども記載。

こちらを確認して、計画した建物の高さに合うのか?
柱や耐力壁は、計画上問題ないか?
窓はしっかりと入るか?
換気扇の天井内ダクトは入るか?
水回り設備の配管、電気配線はきちんと納まるか?
細かなことを言うとキリがないのですが、色々と検討していきます。

構造立面図
こちらは構造の立面図。

この構造図面をもとにプラン設計者は、展開図や断面図、矩計図を作成し、構造設計者と構造計画を仕上げていきます。
最終的には数百ページに及ぶ構造計算書と構造図面が出来上がります。

木構造が計画できましたので、次回は基礎設計をご紹介します。



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熊本地震02 【災害復興住宅】

熊本への視察の続きです。

熊本地震01 【応急仮設住宅】でご紹介した応急仮設住宅は、災害で住居が被災し住む場所がなくなった方が、2年間のみ住むことができます。

2年後は他に住む所を用意しないといけません。
(実際は進展が難しく、延長することもできるようです。)

災害復興住宅
こちらは熊本工務店ネットワークが、被災された方のために計画したモデルハウスです。
大きな応急仮設住宅団地に建てられていました。
2LDKにウォークインクローゼットとシューズクロークが付きで、現地では1000万円で建設ができるとのことです。

災害公営住宅
こちらは今回の視察を案内していただいたエバーフィールドさんが、行政より委託を受けて建設している災害公営住宅です。
この団地は45棟の住宅を建設中です。
災害公営住宅は、UR賃貸住宅のように行政から借りて住むようになります。

大災害後復興を東京都でも、取り組みも始めているところです。
7/11(水)は、全木協東京災害対策会議を予定しております。

熊本城修復
修復中の熊本城。
コンクリートと鉄骨の柱で支えて、石垣を組み直す工事をしておりました。
とてもすごいですね。



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熊本地震01 【応急仮設住宅】

先日、熊本地震後の応急仮設住宅を視察に行きました。

2年前の2016年4月に起こった熊本地震
4/14の夜9時26分に前震の震度7
その後震度6弱、震度6強が起こり
4/16の夜中1時25分に本震の震度7が発生
その後も大きな揺れを繰り返しました。

googlemap
2016年5月の熊本県上益城郡益城町の現状
(googlemapのストリートビューより)

地震等の災害により、住む場所がなくなりますと、応急仮設住宅にて入居し暮らすことになります。
応急仮設住宅の入居期間は原則2年間です。
2年以内に次の入居先に移らないといけません。

応急仮設住宅1
こちらはプレハブ建築協会の応急仮設住宅。

応急仮設住宅2
こちらは地元工務店がつくる「木造」の応急仮設住宅。
この団地は熊本の工務店エバーフィールドさんが建築。
応急仮設住宅なのにベタ基礎、長期優良住宅レベルの性能、断熱はセルローズファイバー

応急仮設住宅3
部屋の中は杉の香りがします。
入居期間が2年はもったいないレベル。
応急仮設住宅から一般住居の転用を検討しているそうです。

熊本の現状を視察をし、東京で大災害が起きた時に迅速に対応できるよう準備を進めています。



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通風02 【高低差を利用する】

通風01 【風を取り込む】では、縦すべり窓を使用して風を取り込む事をご紹介しました。

今回は高低差を利用します。
暖かい空気は上にあがりますので、高い部分に窓を設置すると風が抜けていきます。

高窓の通風
ロフトに高窓を設置しました。
勾配天井を利用し、通風効果を良くします。
外に風が吹くと建物にかかる風圧力の差で通風の効果も期待できます。

高窓の通風
こちらはLDKのキッチンに高窓を設置しました。
これも暑い季節に調理から出る熱を効率的に逃がす効果が大きくありました。

LDK
高窓の下には食器収納がありますので、窓に手が届かず、開閉は電動です。
高い位置にあるので、掃除しにくいのがデメリットです。

高低差を利用した通風も面白いですね。



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プロフィール

passivehousetokyo

Author:passivehousetokyo
仕事として家づくりを初めて、はや20数年。ようやく自邸を建てました。学校では教えてくれない家づくりは、誰もが未知の取り組みです。自らの経験を通して、家づくりの基礎、よかったこと、失敗したことなどなど、様々なことをお伝えしていきます!

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