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日射遮蔽01 【シェードで暑さ対策】

2018.8.4、本日は「パッシブ冷暖見学会」を開催します。
猛暑が続く中、多くの方がご来場予定です。
本日の最高気温は、35℃を予想しています。
想定を超える気温が続きますね。

室内は室温26℃、湿度58%。
パッシブ冷暖がとても効いております。

パッシブ冷暖_天井吹出
サーモカメラで撮影。窓から外の熱が入ってくるのがわかります。


今回ご紹介するのは、シェードです。
先程のサーモカメラのように窓からは、熱が多く入ります。
その窓にシェードをつけると、強烈な日差しを防ぐことができます。

シェード
我が家では南側の大きな窓にシェードを設置しています。

スタイルシェード
商品名はLIXILさんのスタイルシェードです。
シェード生地は色々な種類があります。

遮熱シート_2
サーモカメラで取ってみました。
シェード部分は30~35℃ぐらいあります。
外壁は40℃以上ですね。

遮熱シート_1
内側から撮影。太陽熱を遮っていることがわかります。

遮熱シート_3
シェードは、スッキリと収納できるようにしました。

アスファルト
ちなみに道路のアスファルトは、60℃近く。
今の日本は暑さ対策が必要ですね。


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通風02 【高低差を利用する】

通風01 【風を取り込む】では、縦すべり窓を使用して風を取り込む事をご紹介しました。

今回は高低差を利用します。
暖かい空気は上にあがりますので、高い部分に窓を設置すると風が抜けていきます。

高窓の通風
ロフトに高窓を設置しました。
勾配天井を利用し、通風効果を良くします。
外に風が吹くと建物にかかる風圧力の差で通風の効果も期待できます。

高窓の通風
こちらはLDKのキッチンに高窓を設置しました。
これも暑い季節に調理から出る熱を効率的に逃がす効果が大きくありました。

LDK
高窓の下には食器収納がありますので、窓に手が届かず、開閉は電動です。
高い位置にあるので、掃除しにくいのがデメリットです。

高低差を利用した通風も面白いですね。



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通風01 【風を取り込む】

今回は通風についてご紹介します。
今の季節(現在5/2)は、心地よい風を住まいに取り込むととても快適ですよね。

風は地域と季節によって、吹く方向が変わります。
下記のサイトは、地域の風の方向を頻度別に紹介しております。
自立循環型住宅-気象データ

設計では、その季節によく吹く方向の風を卓越風といいます。
さきほどご紹介したサイトを参考に卓越風を住まいにどう取り込むのかを検討します。

東京卓越風
こちらは東京の月ごとの風の方向です。
通風が気持ちいい5月や10月は南から南西、北北西からの風の頻度が多いですね。
そちらに窓をつくり取り込む事を心がけます。

卓越風も大事なのですが、住宅密集地は道路の方向が風に影響します。
また隣家の位置でも、風の流れは変わります。
特に隣棟間には風が吹きやすいので、ウインドキャッチで風を捕まえる方法もあります。

縦すべり窓
縦すべり窓、ウインドキャッチにとても有効です。

ウィンドキャッチ
こちらは我が家のウインドキャッチ。
住宅密集地で隣棟間が狭いです。
縦すべり窓を有効に使いました。



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断熱09 【窓の断熱性能をあげる】

断熱08【窓の断熱性能】では、窓枠とガラスの違いで、断熱性能が変わることをご紹介をいたしました。

今回は窓につけるカーテンやブラインドの付属物で窓の断熱性能を良くする物をご紹介をいたします。

我が家では下記の窓をLDKに使用しました。
樹脂枠とトリプルガラス 1.70W/㎡・K

数値は熱貫流率です。
熱貫流率は熱の通しやすさを表す数値です。
数値が高いと熱を通しやすく、数値が低いと熱を通しにくいことになります。

樹脂枠とトリプルガラスの窓に色々な付属物をつけた時の熱貫流率です。
外付けのシャッターや雨戸 1.50W/㎡・K
障子           1.30W/㎡・K
カーテンBOX&カーテン  1.45W/㎡・K
ハニカムブラインド    1.17W/㎡・K

ハニカムスクリーン3
ハニカムブラインドは熱が逃げるのを3割カットと大きな効果があります。

窓の付属物は、組み合わせも可能です。
ハニカムブラインド+シャッター 1.07W/㎡・K

生活していると閉めるのが億劫な外シャッターも断熱効果があります。

020604.jpg

断熱03 -ブラインド-では、サーモカメラを使ってそれぞれの効果を撮影しました。
お時間があれば、ご覧ください。



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断熱08 【窓の断熱性能】

窓の断熱性能の続きです。
今回は数値で窓を比較していきます。

以前のブログで熱貫流率についてご説明しました。
中々と聞き慣れない言葉ですが、熱貫流率は熱の通しやすさを表す数値です。
数値が高いと熱を通しやすく、数値が低いと熱を通しにくいことになります。
熱を通しにくいことは。断熱性能が良いこととなります。

手でさわると木材よりも金属の方が冷たく感じますよね。
金属の方が木材よりも熱を通しやすいからです。
熱貫流率で言えば、木材よりも金属の方が熱貫流率は高いことになります。

断熱07 【窓を選ぶ】でご紹介した窓の熱貫流率を見てみましょう。
アルミ枠とシングルガラス    6.51W/㎡・K
アルミ樹脂複合枠とペアガラス  4.07W/㎡・K
樹脂枠とペアガラス(Low-E)    1.90W/㎡・K
樹脂枠とトリプルガラス     1.70W/㎡・K
高性能5層ガラスのレガリス    0.55W/㎡・K

ガラスの枚数が多くなると、熱貫流率は低くく、熱を通しにくくなります。
枠材はアルミよりも樹脂の方が、断熱性能が高いですね。

窓は外壁につけますので、外壁の熱貫流率と比べてみます。
断熱06 【外壁の断熱】でご紹介した外壁の熱貫流率は0.25W/㎡K 。
窓と外壁を比較すると、窓は外壁の2~26倍の熱を通すことがわかります。

冬の陽あたり
住まいの断熱性能をあげて、冬は暖かく夏は涼しい暮らしをするには、窓の断熱性能がとても重要だとわかりますね。

ハニカムスクリーン2
窓は外壁と違いカーテンやブラインド、障子といった付属物をつけることができます。
窓に付属物をつける断熱性能は良くなります。
次回は窓に付属物をつけた場合の断熱性能をご紹介をいたします。



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プロフィール

passivehousetokyo

Author:passivehousetokyo
仕事として家づくりを初めて、はや20数年。ようやく自邸を建てました。学校では教えてくれない家づくりは、誰もが未知の取り組みです。自らの経験を通して、家づくりの基礎、よかったこと、失敗したことなどなど、様々なことをお伝えしていきます!

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